14.5cmの刃渡りで、使いやすい和包丁です。 果物から野菜までちょっと使うのに便利な大きさです。 銀三を刃に使用しているのでサビに強くお手入れが非常に楽です。また、硬度も高いので切れ味もよく永く使っていただける製品です。 仕様 用途:料理、クッキング、ナイフ 刃:銀三・両刃 柄:桜 サイズ:全長(約27cm) 刃渡り(約14.5cm) 重さ:約75g ※手造り商品であるため寸法・重さには個体差がありますので、予めご承知おきください。 ★★★★★★★★★★ 昔ながらの鋼の包丁は、切れ味はすばらしい。 しかし、どうしてもサビがきてしまう。 それがあたり前ですが・・・ ステンレス製の包丁もありましたが、切れるのは刃研ぎをしたときだけで、鋼の包丁のような切れ味はありませんでした。 日立金属から銀紙という新しい鋼材が発売されました。ステンレス系ですが、焼入れができる鋼材です。 しかも、銀紙は適度な硬さであるため、鋼の包丁と同じような刃研ぎ、刃付けができます) (現在では、焼入れのできるステンレス鋼も多く開発されましたが、硬度が高くて容易に研げないものが多いです) これだっ!と父は思い 銀紙を使った包丁を造り始めました。しかし、その道のりは容易ではありませんでした。 なぜなら、メーカーから提供されるデータシートに基づいて焼入れ・焼戻しをしても十分な堅さが得られない・・・ 上手くいっても手間が掛かってしまう。これでは、商売として成り立たない・・・ 何度も何度も繰り返し、焼入れの温度を替え、焼入れの方法を検討しました。 焼入れが上手くいっても焼きもどしで、適度な甚性(粘り)がないと刃が欠けやすくなります。 そして、従来の鋼に勝るも劣らない硬度が得られる製法にたどりつきました。 それが「薩摩守」(さつまのかみ)です。
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